① 冒頭
「今日も一日があっという間だったな」
そう思いながら眠りにつくことが増えてきた。
あれもこれもやらなきゃって思っていたのに、結局どれも中途半端。
そんな毎日に、ちょっと立ち止まりたくなった。
時間の使い方を、やさしく整えるにはどうしたらいいんだろう?
そんな思いから、私は**「タイムマネジメント」**を始めてみることにした。
② タイムマネジメントとは?
タイムマネジメントとは、「自分の時間の使い方を把握し、目的に合わせて整えること」。
予定を詰め込んで効率的に動くため、というよりも
「自分が本当に大切にしたいことに、ちゃんと時間を使えているか」を確認するためのツールだと思ってる。
誰かに合わせるためじゃなくて、
“わたしにとっての最適”を見つけていくためのマップみたいなもの。
③ 実践方法:わたしのタイムマネジメント
やり方はほんとうに自由でOK。
スマホの無料アプリでもいいし、紙の手帳でもいいし、エクセルで自作してもいい。
大事なのは「もれなく入力すること」。
なんとなく覚えてる範囲ではなく、実際にどう動いていたかをできるだけ正確に記録してみる。
▽ わたしの場合
私は、数ヶ月分を俯瞰して見られるように、エクセルで自作した表を使って記録。
朝の時間、昼の空き時間、夜の自由時間…。
何をしていたのかを淡々と記録し続けた。
↓ 実際の記録シート(一部)
(ここに画像添付OK)
④ 3ヵ月続けて見えてきたこと(気づき)
続けてみて、正直…驚愕だった。
「うわ、わたし、こんなにバラバラだったんだ」って。
気づき①:生活リズムがバラバラ
寝る時間、起きる時間、睡眠時間、食事のタイミングが日によって全然違う。
→ 無意識に“流される”ように動いていたことがよく分かった。
気づき②:やりたいことが全然できていない
ToDoに追われてばかりで、本当にやりたいことには1日5分も使えてなかった。
→ 「時間が足りない」のではなく、「時間の使い方がズレていた」
※補足として:私は気ままな独り身&飲食業、超マイペースな性格という前提あり。
⑤ 補足:ジョハリの窓→4象限マトリクスの分類へ変更
ここでふと思い出したのが、ジョハリの窓。
人の自己認識を4つの領域に分けたフレームワークで、
自分にとっての「見えている部分」と「見えていない部分」があるというもの。
| 自分が知っている | 自分が知らない | |
|---|---|---|
| 他人が知っている | 開かれた窓 | 盲点の窓 |
| 他人が知らない | 隠された窓 | 未知の窓 |
タイムマネジメントを通じて、私は「盲点の窓」に気づいた気がする。
つまり、自分では気づいていなかった習慣や行動のパターン。
自分の時間を“見える化”することで、「わたしって、こういう癖あるんだな」って
やさしく知ることができた。
⑥ やさしく整えるヒント
- まずは、1日の時間をまるっと記録してみる
忙しさや焦りの理由が、意外なところにあるかもしれない。 - 生活リズムのパターンを知る
整っていなくても大丈夫。気づくことが第一歩。 - 理想の1日の過ごし方を想像してみる
何にもっと時間を使いたい? 何に疲れていた?
⑦ 結び
「時間が足りない」と思っていたけど、
実は“何にどれだけ使っているか”を知らなかっただけだったのかも。
わたしは、タイムマネジメントのおかげで、
本当に大切にしたい時間に気づくことができた。
そして、次に思ったのが、
「決めることも多すぎる」っていう、日々の小さなストレスのこと。
次の記事では、小さな決断を減らす暮らしについて書いてみようと思う。